【ドイツ留学】語学ビザ申請⑦『語学学校探し&登録』

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語学ビザ申請シリーズの記事を書きながら外国人局と昨年やり取りしていたメールを見返していたところ、住所登録(Anmeldung)完了書類+パスポート+語学学校の登録証明をメールで送った結果、訪問の予約(Termin)が取れていました。

(参照リンク「家探し注意点」「家探しの方法」「Anmeldung書類準備」)

今日は、去年通っていた学校を紹介&学校選びのポイントについて書いていきたいと思います。語学留学を準備中の方は、ぜひ下見されることをお勧めします!

IFA Akademie (Stuttgart)

[必見]ドイツ語学学校選びのポイント

筆者は渡独前に候補地をシュトゥットガルトとフランクフルトに絞り一度下見に訪れていますが、シュトゥットガルトでは情報が少なく、最もメジャーであるIFA Akademieのみを下見しており、結局この学校に通うことになりました。ちなみにフランクフルトではZentrumというメジャー校とBabylonというマイナー校に下見に行きました。ネットで情報を見ていると、どの都市にも有名な語学学校と小さめの学校があるようです。A1~B1IFA Akademieで修了し、語学ビザ2年目となった今年は、A1~A2で同じクラスだった子に教えてもらったGerman Instituteという小さめの学校に通っています。

というわけで、メジャー校マイナー校の長所短所をまとめてみました。

メジャー校は施設がいい

やはり施設の良さではメジャー校が勝ると思います。IFA Akademieに通っているときは気づきませんでしたが、エアコンもついていましたし、教室も広めでした。トイレも休憩時間には多少混み合っていましたが、不便があるほどではありませんでした。今の学校はエアコンがついていないので夏が心配。。。
立地条件もIFA AkademieはU-Bahnの駅の階段を上がれば目の前にあるのに対し、今の学校は最寄り駅から徒歩5分ほど要します。
また、IFAやZentrumは建物をまるごと、あるいはほとんど学校が占めているのに対し、マイナー校はテナントを借りているような状態になります。今の学校では教室を午前午後フル稼働させているようで「B2は午後だけどC1は午前」というように学期ごとに授業の時間が変わったり、生徒数の関係でC1は「後半クラス→前半クラス」の順で授業を受けることになったりとしています。教室に余裕のあるメジャー校なら希望の時間に授業を受けれる場合が多いのではないかと思います。ただメジャー校で午後クラスを申し込んでいた筆者でしたが、なぜか筆者が入学したタイミングだけ、午後クラスの希望者が少なく、開講されませんでした。。。

German Institute (Stuttgart)
建物の3,4階テナント(いくつかの会社で共用)が学校

マイナー校は教師がネイティブでない場合も!

フランクフルトで下見に行ったマイナー校で何となく「先生はネイティブですよね?」と尋ねたのですが、「ドイツ人は1人で後は移民」という答えが返ってきました!もちろん、文法の説明などは外国語として学んだ人の方が論理的に説明できたりもしますが、せっかくドイツまで語学を学びに来ているので、ネイティブにしっかり教えてもらいたいですよね!意外な落とし穴が待っているかもしれないので、下見の際にしっかり確認しましょう。
ちなみに筆者が通ったIFAもGerman Instituteも月金と火水木で違う先生が来るというように一つのクラスを二人の先生が受け持つスタイルが取られています。先生によって教え方に違いがあるので、同じ語彙や文法もいろんな角度で学べます。さらにIFA Akademieでは博士号を持つ先生がかなり在籍していましたので、ほとんどのクラスで二人のうち一人は博士号をもつ先生でした。ただし、言語学ではない博士号を持つ先生もいましたが。。。おそらくメジャー校であれば博士号のある先生の授業を受けられる機会も多いかと思います。



クラスメートはどんな人?

前述の通り、筆者はすでにB1を終えてからマイナー校に籍を移したので一概には言えませんが、メジャー校では駐在員の奥様たちやドイツ人の恋人がいる人たち、ドイツの大学に行く目標で来ている人たちがクラスメートでした。ドイツに駐在で来ていて、午前学校→午後出勤という人もいました。全体的にモチベーションが高く「一緒にがんばろうぜ」と励まし合いながら勉強できました。今のマイナー校ではB1+というクラスに入りましたが、中級以上のクラスになるので、こちらもドイツの大学に進学を目指すモチベーションの高い仲間が多いです。勝手なイメージですが、会社が授業料を負担してくれるような環境にいる人はやはりメジャー校に多いような気がします。

授業料はやっぱりマイナー校が安い!

施設などを含めて様々な面でメジャー校が勝ると思いますが、やはり授業料の安さというのがマイナー校の魅力です。特に筆者のように語学ビザの申請をするためには、一定期間以上は必ず学校に通わなければならないので、一学期の金額の差が負担になってきます。しかも筆者は夫婦で語学ビザを申請しましたので差額が✕2になります。きちんと認可を受けた学校であれば、授業料が安くてもビザの申請ができますので、目的に合わせて学校を選びましょう。

語学ビザの登録のためにはどのくらいの期間学校に通わないといけないの?

様々なブログ・経験談を見ていると、ドイツの外国人局の対応はケースバイケースなのですが、恐らくはスムーズに行き過ぎた筆者規準でいきますと、1年目は夫婦でA1~B1の6ヶ月のコースの登録で1年の語学ビザが下り、2年目は筆者のみB1Plus~C1の5ヶ月のコースの登録で1年の語学ビザ&配偶者ビザを取得できました。
パスポートに貼ってあるビザの説明をみますと「120日間のフルタイムあるいは240日間の半日の語学コースに通うためのビザ」と書いてあります。

[ドイツ語学留学] 学校選び結論!

結論としてまとめますと「値段だけで決めるのではなく、一度現地にしっかり下見に行って施設なども確認しよう」となります。都市部にある学校なら日本人も通っていると思いますので、授業が終わる時間に合わせて訪問して様子を聞いてみるのもいいかと思います。



下見が難しいという方は、掲示板サイトやグーグルマップの評価を参考にしてみましょう。個人的には色んなところに行く時にこのグーグルマップの評価が役立っています。

記事の冒頭で書いたとおり、Anmeldung完了書類の写真+パスポートの写真+学校の登録書PDFをメールで送ったところ、外国人局から訪問予約の日付と準備する書類のリストがメールで送られてきました。ここからの準備について次回の記事で書いていきたいと思います。
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